ローズマリー軟膏で美肌を取り戻せ

ローズマリー軟膏が、密かな人気だそうだ。

 

ローズマリーと言えば、西洋の肉料理や魚料理などに使われるハーブだ。

 

消臭作用や抗菌作用などを持ち、肉臭さや魚臭さを緩和し、ほんのりした香り付けにも使われる。

 

また病気の予防や対策として、ヨーロッパでは古くから、ローズマリーを焚いたり、ローズマリーエキスが使われた。

 

このローズマリーで作った軟膏が、肌荒れやシワ対策クリームとして、重宝されている。

 

ローズマリーに含まれる「ウルソール酸」という成分が、皮膚の状態を整えるのだとか。

 

ウルソール酸とは?

ウルソール酸は、物質的には、5環性トリテルペン酸という、なかなか複雑な構造式の成分だ。

 

水にも油にも溶けにくく、無水アルコールにしか溶けないという特性を持つ。

 

しかしこれが様々な効果を持つ。

 

特に、ウルソール酸ベンジルという成分には、紫外線で崩壊したコラーゲン線維束の状態を改善する効果があるとされている。

 

このウルソール酸は、ローズマリー特有の成分ではなく、様々なハーブや果物の皮などに含まれている。

 

特にリンゴの皮は、ウルソールの含有量が多い。

 

他には、バジル、ビルベリー、クランベリー、ペパーミント、ラベンダー、オレガノ、タイム、サンザシにもウルソール酸は含まれている。


 

ローズマリーが選ばれるわけ

 

ウルソール酸は、様々なハーブや林檎の皮に含まれている。

 

なのでウルソール酸だけが目的であれば、他のハーブや林檎の皮を利用しても良い。

 

しかし林檎の皮には農薬の問題もあるし、季節によっては入手困難だったりもする。

 

一方、ローズマリーはヨーロッパでは昔から使われているハーブだ。

 

ローズマリーは栽培しやすいハーブなので、庭や家庭農園でも栽培できる。

 

生ローズマリーや、乾燥ローズマリーは、入手が容易だから、一番手っ取り早いだということらしい。

 

もちろん、ローズマリーには抗菌作用など、他の効果があるせいもあるが。

 

ローズマリー軟膏の作り方

ローズマリー軟膏の作り方は、さほど複雑ではない。

 

乾燥ローズマリーを高濃度のアルコール(無水アルコール)やウオッカに漬けて、一ヶ月待つ。

 

ウルソール酸は、融点が高く、水にも油にも溶けにくいため、95%以上のアルコールに漬ける事によってしか抽出できない。

 

そうすると、3−4週間後には、緑色のローズマリーチンキ(抽出液)ができる。

 

このチンキ液をワセリンと1:2の割合で合わせて、湯煎してかき混ぜながら溶かし、溶媒のアルコールを蒸発させる。

 

アルコールを蒸発させる作業なので、換気扇を回したり、窓などを開けて、換気に注意する。

 

アルコールは80度くらいの温度で蒸発するので、アルコールの泡が消えるまで、湯煎しながらかき混ぜる。

 

泡が出なくなったら、それを小さなガラス容器などに小分けして、保存する。

 

ローズマリー軟膏の作り方 動画その1

 

ローズマリー軟膏の作り方 動画その2

 

ローズマリー軟膏の使い方

ローズマリー軟膏は、ワセリンベースなので、化粧下地には向かない。

 

そのため、化粧を落とした後に使うのが良く、就寝前に化粧を落として、肌荒れやシワが気になる部分に塗る。

 

また、ローズマリーが肌に合わない人も多いので、腕の内側などでパッチテストして試してみる必要がある。

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