肌に届くコラーゲン

コラーゲンを食べても、肌には届かないからムダだ。

 

コラーゲンというのはタンパク質だから、消化吸収に時間がかかるし、吸収されても肌まで届かない。

 

昔はそう言われていて、肌のためにコラーゲンをセッセと食べるのを馬鹿にした人もいた。

 

ところが最近は肌に届くコラーゲンもあるらしい。

 

コラーゲンを細かく分解した「コラーゲンペプチド」がそれで、コラーゲンペプチドを食べると、数十分後には吸収されて、肌のペプチド濃度が高くなることが分かったのだ。

 

コラーゲンは、皮膚や骨や軟骨を形作っているタンパク質で、ヒトの体内にあるタンパク質のおよそ3分の1ものシェアを持つ。

 

アミノ酸が70個以上連なったモノを一般的にタンパク質と呼ぶが、コラーゲンタンパクは、アミノ酸が1,000個以上も連なっている。

 

なので通常は、コラーゲンを食べてもすぐには吸収されず、吸収されても様々なところに使われて皮膚まで届かない。

 

鶏皮や煮魚の煮こごりなど、ゼラチン状になったコラーゲンでも、なかなか消化吸収が難しい。


ところがコラーゲンの巨大分子を分解して、ジペプチド、トリペプチドくらいまで細かくすると、即効性を持つのだという。

 

ジペプチドはアミノ酸が2個のペプチド、トリペプチドはアミノ酸が3個のペプチドでだ。

 

アミノ酸の数が20以下のオリゴペプチド(ペプチドタンパク)は、吸収が速くて、血流に乗ってすぐに全身に回る。

 

毒キノコの毒は十数分後に身体に回ってエラいことになるが、あれもオリゴペプチドだからだ。

 

そうしてコラーゲンペプチドを食べてから1時間も経たないうちに、ジペプチドやトリペプチドは身体に吸収されて皮膚まで届く。

 

ただ問題は、それが果たして肌の修復に使われるのかどうかで、スキンケアにはまた別の努力が必要になるのかも知れない。

 

コラーゲンというのは、実は非常に寿命が長くて、全部新しいコラーゲンに入れ替わるまで数年から十数年もかかってしまうのだ。

 

極端な話、ケガしたりして皮膚のコラーゲンが破壊されないと、修復しなかったりする。

 

コラーゲン再生には、ビタミンCなどの他の成分も必要だし、最低6ヶ月くらいは続けないと、ハッキリした効果は感じられないかも知れない。

 

まあでもやらないよりはマシかもね。

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