プロテオグリカン(Proteoglycan)

真皮の7割を占めるコラーゲンは、タンパク質だ。

 

コラーゲンは3重螺旋構造で、要するに丈夫なロープの様なモノだ。

 

このコラーゲンは網目状のネットになっており、これが皮膚の強さを担っている。

 

牛革もコラーゲンの塊だが、丈夫で強いし、長持ちするね。

 

一方、皮膚の弾力性は、エラスチンというタンパク質が担っている。

 

エラスチンは、動脈血管組織の50%を占めるタンパク質で、強くて伸び縮みする。

 

コラーゲンで作られたネットの要所要所を、弾力性のあるエラスチンが結ぶことで、肌は弾力性を持つ。

 

このコラーゲンのネットで、表皮や表皮の細胞などを支えているわけだ。

 

こういう風に、細胞の外にあって細胞を支えている組織を「細胞外マトリクス(ECM)」と呼ぶ。

 

骨とか軟骨とかも、細胞外マトリクスに分類される。

 

で、皮膚の細胞外マトリクスに分類されている成分で、近年注目度が増しているのが、「プロテオグリカン(Proteoglycan)」という成分だ。

 

プロテオグリカンは、保水力が高いと言われるヒアルロン酸より、さらに高い保水力を持つという。


プロテオグリカンとは、プロテイン(タンパク質・アミノ酸)と、グリカン(多糖類)が結びついた化合物だ。

 

中心にコアタンパクとなるタンパク質やアミノ酸があり、その周辺に様々な多糖類が複数集まってできている。

 

皮膚にあるプロテオグリカンは、セリンというアミノ酸の周りに、グリコサミノグリカン(GAG)という糖類が集まってできている。

 

グリコサミノグリカン(GAG)というと耳慣れないけれど、

  • ヒアルロン酸
  • コンドロイチン硫酸
  • ケラタン硫酸
  • ヘパラン硫酸(ヘパリン、他)
  • デルマタン硫酸

といったモノで、見たことがある名前もあるね。

 

たとえばヒアルロン酸は、肌の保水力を保つ成分として有名だし、コンドロイチン硫酸は関節痛のサプリメントの成分として欲目にする。

 

またヘパリンというのは、乾燥肌用の軟膏に「ヘパリン類似物質配合」なんてのがあるし。

 

このプロテオグリカンが近年話題になっているのは、ヒアルロン酸より凄い保水力を持つからだ。

 

ただし以前は非常に高価であったため、なかなか利用することができなかった。

 

しかし今は、大量に獲れる鮭の鼻の軟骨からプロテオグリカンが抽出できるようになり、かなり安価に生産できるようになったので、サプリメント会社を中心に、色んなところで話題にしているわけだね。

 

 


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