真皮の7割はコラーゲン

人間の皮膚は、大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織の三つの部分に分けられる。

 

表皮というのは、皮膚の外側からわずか約0.2ミリの薄い層だ。

 

ただ、薄い層にもかかわらず、細胞分裂が盛んに行われ、4週間かけて角質細胞が入れ替わっていく。

 

ちょっと擦りむいても、1週間ちょっとあれば治るのは、活発に細胞分裂が行われているからだ。

 

一方、真皮は、表皮の内側にあって、皮膚の芯となる部分になる。

 

厚みはおよそ2.0ミリで、イメージとしては、ちょっと薄めの、硬い牛革(ぎゅうがわ)や豚皮のようなものだ。

 

牛革は、牛の皮から表皮と皮下組織と毛をを取り除いたあと、「なめし剤」と呼ばれる薬でコラーゲンを硬くならないように加工したもので、言わば丸裸の真皮だ。

 

この真皮の主役は、コラーゲンエラスチンというタンパク質だ。

 

コラーゲンタンパクは、真皮の70%を占めていて、3重らせん構造を持つ。

 

言ってみれば硬いロープのようなもので、非常に丈夫で、しかも寿命が長い。

 

コラーゲンの半減期は15年だと言われており、20年以上の寿命があるモノと考えられている。

 

まあそれくらい長い寿命がないと、本革バッグなんてすぐにボロボロになって穴があくはずだしね。


コラーゲンの寿命は非常に長く、20年以上あるらしい。

 

これが逆に、シワが増える原因にもなる。

 

コラーゲンがブドウ糖や果糖などとくっついて糖化反応を起こすと、モロくなってシワになるのだが、コラーゲンは寿命が長いので、なかなか新しくならないのだ。

 

吸収率の良いコラーゲンペプチドだと、食べてしばらくすると肌まで届くのだけれど、それでも半年以上続けて摂らないと、皮膚の本当の弾力は戻ってこないらしい。

 

コラーゲンは、壊れれば修復されるが、壊れない限りはそのまま放置されてしまうって事だな。

 

さてコラーゲンタンパクは硬いロープのようなモノで、強いけれど弾力性はあまりない。

 

では肌の弾力性はどこから来るのかというと、エラスチンという蛋白で、弾性線維(だんせいせんい)とも呼ばれている。

 

エラスチンは、血管の動脈の50%を占めるタンパク質であり、靱帯の主成分でもある。

 

非常に弾力性があって、伸び縮みすることができる。

 

エラスチンは真皮層の5%くらいを占めていて、網目状になることで、コラーゲンを支えている。

 

皮膚の構造・組織図


Wikimedia Commonsより

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